第33回国民文化祭・おおいた2018「きものの祭典」
- 山口・九州
- 2018年11月17日(土)・18日(日)
- 大分県杵築市 中根邸(展示会場)・酢屋の坂下広場(ショー会場)
- 文化庁・厚生労働省・大分県・杵築市など
第一回(東京)より当協会が毎回連続して参加をしている日本最大級の文化の祭典文化庁・大分県主催「国民文化祭」おおいた2018が、本年大分県で10/6より県内各地で開催されています。
当協会主催の「きものの祭典」は全国初『和服応援宣言』を行った「杵築市」にて11月17-18日 2日間にて当協会山口・九州本部・西日本和装学院のご協力のもと盛大に行われました。
古来より杵築市は城下町として栄え、その歴史的町並みは先哲が築いた文化遺産として今も大切に守られて、その取組みが評価され、昨年11月に「谷が分かつ南北の台地に築かれた、坂が特徴的な武家町」として国の重要伝統的建造物群保存地区に文化庁より選定を受けました。
この町並みを観光振興に活用しようと平成21年に「きつき和服応援宣言」を行い、「きものの町きつき」を目指して取り組み、「レンタルきもの和楽庵」の利用者が年間1万人を超え、特に外国人観光客が半分以上です。現在は城下町を着物姿で歩く姿が日頃よく見る風景になっています。
11/18(日)300名の高覧をいただき、「きものファッションショー」が開催。
オープニングでは、Kit-sukiきものPR大使「佐藤実絵子」さんによるワンマンライブがあり、新曲「KIMONO」披露されました。
当協会、杵築市も全面的にこの曲を応援していきます。(※1)
第1部は、きものの着方や創作帯結び、また九州で人気の「和ドレス」が披露され、ランウェイを音楽に合わせ、地元杵築市在住のモデルや昨年度ゆかたキレイコンテスト全国グランプリ中尾桜さんにもご協力いただくと大きな歓声が上がっておりました。
また第2部では、小野九州委員長の解説による「王朝装束十二単の世界」と題し着装実演と装束の公開が厳かに披露されました。
満席となった会場から盛大な歓声と拍手をいただき、ご来場の皆様は雅な宮廷絵巻を楽しんでいらっしゃいました。
11/17-18両日に中根邸において「展示およびワークショップ」も同時に行われました。絞り十二単の展示、平安時代に雅な遊びとして親しまれた「王朝継ぎ紙」の作品の展示、オリジナルの創作帯結びの展示や花結び等の体験は、大変好評でした。
18日のショーの様子は翌朝の新聞で取り上げられました!
来年度国民文化祭は新潟県での開催が予定されております。
本事業を通じ、より多くの方々に「きもの文化」「和文化」の発信ができましたら幸いです。
※1 佐藤実絵子さん作詞作曲の「KIMONO」CDシングル購入のお問い合わせはフリーダイヤルもしくはメール(info@wagokoro.com)にて