毎年恒例となりました、外国人向け伝統文化体験プログラム「東京大茶会」が浜離宮恩賜庭園で行われ、当協会東京日本橋支部の先生方、おもてなし講座卒業生が着物着つけ体験を担当させていただきました。
昨年の季節外れの暑さとうってかわり、台風前の風雨の中での開催となった東京大茶会でしたが、着物着つけ体験のブースには約100名の外国人が振袖、普段着、紋服の着つけを体験されました。
雨で足元も悪くテントには雨が降り込み、先生方も足袋がびしょ濡れになりながら、体験される外国人の笑顔を励みに頑張っていました。
天気が良ければ庭園を散策していただく予定でしたが、雨のため、着物を着た外国人の皆さんは隣の駕籠のブースで駕籠に乗って記念撮影を楽しんでいました。
また、おもてなし講座卒業生も実践での着装、英語でのコミュニケーションとなかなかできない体験ができたのではないでしょうか。
いま「きものー和」が見直され、日本文化、とりわけ「きもの」はインバウンド需要の増大やSNSによる世界への情報発信が盛んになり「きものdeおもてなし」は重要となっております。
今後も当協会ではそのような需要に対応すべく対外的なイベント等へ協力できる人材の育成や、インバウンド向けレンタル事業等も行いながら2020年を目指し取り組んでいきます。