ごあいさつ

会長 水島恭愛

昭和五十二年九月、文部大臣の許可のもと、民族衣裳文化普及協会が財団法人として発足いたしました。以来、三笠宮妃百合子殿下を名誉総裁として仰ぎ、多くの方のご支援、ご協力により、使命に基づく事業をおこなってまいりました。民族衣裳の伝統技術伝承者、研究者への助成、援助をはじめ、海外でのきものセミナー、国内での文化講演、出版などを通じて、国の内外を問わず大きな評価をいただいております。
さらに、長い歴史に培われ、生活風土にとけ込んだ繊細な芸術を伝承すべく、王朝装束、王朝継ぎ紙、着付け、マナー等の、国際的な女性指導者を育てる文化事業もおこなっております。これらの伝統文化は、日本女性の美徳をあらわす最高のものと思考しております。

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